山一株式会社

“小山梅花堂包装紙”

上品さを高める包装紙デザイン
小山梅花堂 様

大阪府岸和田市の和菓子屋、小山梅花堂様の包装紙のリニューアルデザインを行いました。小山梅花堂様は、天保10年(1839年)に創業され、岸和田城主岡部家に様々な菓子を献上、今もなお伝統の味を守られています。小豆あんと米粉と砂糖を混ぜ合わせて裏ごしをかけそろぼにした後、蒸し上げた「梅花むらさめ」や季節ごとの上生菓子等、和菓子の包装紙として、高級感を感じると共に、冠婚葬祭や岸和田土産としても選んで貰える上品な包装紙を目指しました。

“包装紙イメージ1”

軽やかさと上品さを兼ね備えたデザイン

従来の包装紙は濃紺色に「梅」や「だんじり」「岸和田城」をモチーフとしてあしらい、伝統感を重厚あるデザインで表現していました。今回、ベースの色は薄いグレー、ポイントカラーはピンクへ変更し、冠婚葬祭のご進物としても手に取ってもらいやすい軽やかな印象へ変更しました。モチーフは動きのある形で入れ、背景には雲龍模様のテクスチャーを使用。ベタ部分の単調さを防ぎ、上品さも兼ね備えたデザインになりました。

“包装紙イメージ2”

包装後のエッジの美しさ

「包」には大切なものを包む、守る、「装」には飾り整える揃えるという意味があります。包装紙はモノを包むことで完成します。包装した商品の角や折り部分が美しく見えるよう、グレーインクへ銀インクを練りこみ、エッジ部分に光が集まり美しいラインが生まれるよう作成しています。平面で見た際のデザインとはまた違った印象へ仕上がります。

サービスカテゴリー

サービスカテゴリー

担当営業:赤木 大志 デザイナー:横山 沙代子

提案事例一覧に戻る