山一株式会社

純米吟醸「耕地」 top

テロワールの精神を取り入れ醸された純米吟醸「耕地」
奥丹波の風土の生命力、伝統と新しさの融合を欧文フォントを用い大胆にデザイン。
ディオニー株式会社 様

京都市伏見区に本社を置かれるワイン輸入商社酒食品専門商社、ディオニー株式会社様よりご依頼をいただき、奥丹波 山名酒造株式会社様の「耕地」のラベルデザインをさせていただきました。ディオニー様の企画ご担当者様とともに蔵元様、またその先の農家様を訪問、土地や風土にこだわった”テロワール”の精神をも取り入れた商品であること、酒づくりへの想いをお伺い、試飲の上デザイン提案をさせていただきました。〈テロワールとは、もともと「土地」を意味するフランス語terreから派生した言葉。主にワインの世界において、その味や性質を左右する土壌や気候、職人の技術などをとりまく環境を表す言葉として使われています。産地独特の味わいや特定の地域での個性といった考え方から、昨今さまざまな飲食料品に対して使われるようになっています。〉

純米吟醸「耕地」01純米吟醸「耕地」02

蔵元様と、その先の農家様へ
原料の有機栽培米作りの現場を見学

兵庫県丹波市氷上町は地元で「水分れ(みわかれ)」と呼ばれ、本州の内陸部で一番標高の低い中央分水界であり、太古の昔から豊富な水と独特の地形の中で多様な生態系が育まれてきました。 その地で家族一丸となり米作りを続けておられる宮垣農産様を訪問、土づくりへのこだわり、栽培される酒米「五百万石」の水田の様子を見学させていただきました。

純米吟醸「耕地」03

欧文フォントのロゴをメインに
新しさ、力強さを簡潔にデザイン。

奥丹波の土地や風土の豊かさを、欧文フォントを主役に、大地に根付くような形で配置し表現しています。セリフ体フォントの持つクラシカルな印象で、酒づくりへの伝統や歴史のイメージは大切に、レイアウトでモダンさやインパクトを出しています。新しい感性の日本酒であることを訴求できるデザインを心がけております。

純米吟醸「耕地」04

高級感を表現する材質選びと箔押し加工。

ラベルの素材は自然な風合いと高級感を感じさせる大礼和紙を採用。あえて色数を抑えシンプルに、上質かつナチュラルなイメージに。稲穂の部分には金箔押しを施しアクセントを加えています。

サービスカテゴリー

サービスカテゴリー

担当営業:服部 浩明 デザイナー:坂田 楓子

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