山一株式会社

帯紙 ゼリー  top

和柄模様で、伝統とモダンさを共存させた帯紙デザイン
御菓子司 亀屋芳邦 様

京都府八幡市の石清水八幡宮の近くにお店を構える、創業百有余年の京都和菓子屋 亀屋芳邦様。今回は放生川の帯紙デザインのご依頼をいただきました。こだわりのゼリーに極上の果実を閉じ込めた放生川は、職人仕事ならではのおいしさです。その味覚や技が伝わるように、見た目にも美しく、和風の伝統を盛り込んだデザインをいたしました。

“中面“中面

和柄に強弱をつけ、デザインに奥行きを与える

放生川ゼリー容器の形状は丸型なので、この特徴を生かし、容器の型に合うよう帯紙のトップ面をデザインしました。和柄を全体に敷き詰めると単調になりがちなため、天面と側面で強弱をつけることで、デザインに奥行きと立体感を持たせています。また、ゼリーの色や味と調和するような柄を選び、配色しています。日本の伝統美を取り入れつつ、現代的なアレンジを加えることで、幅広い年齢層にアピールできるよう工夫しています。

“中面 “中面

シャープで軽やかな雰囲気を表現

書体は花胡蝶。花胡蝶はシャープなイメージを備える書体。やや縦長の文字、力強い起筆、まげ・ハネの鋭さ、大ぶりで鋭角なハライの処理が特徴です。クセの少ない書風で小振りなので、かろやかでリズムのある雰囲気が表現できます。

サービスカテゴリー

サービスカテゴリー

担当営業:岸本 淳子 デザイナー:Nōbu

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