
色の明度に差をつけて、強調したい情報を目立たせたパッケージ
株式会社エルベ・プランズ 様
新大阪にオフィスを構え、化粧品や健康食品、日用品の企画開発を行う株式会社エルベ・プランズ様より、生活協同組合(生協)様で販売される「菊芋茶」のパウチ用のシールデザイン依頼をいただきました。国産の菊芋を素材の旨味や香りを引き出すように焙煎し、美味しく摂れる健康茶という商品特徴から全体は落ち着いた色味で表現しています。「特盛り」という大容量である点はM100%、Y100%の「金赤」で表現し、全体の色味と明度の差をつけることで情報を強調しています。また、菊芋は手書きタッチのイラストを採用することで、柔らかく優しい印象を与えます。

明度や彩度の違いを使用する
今回は、背景の黄土色とポイントで使用した赤色の明度の差で強調したい箇所を明確に表現しています。
色の明度と彩度の差を意図的に使用することで、伝えたい情報へ視線の誘導を促すことができます。隣り合う色の明度と彩度を意識してデザインの提案を行っています。

シズル感のある写真を採用
シズル感・・・購買意欲を掻き立て、いかに五感に訴えかけられるかの度合い。食べ物の写真に対して「ジューシーな感じ」「瑞々しさ」な
どを感じる表現として使用される。
販売は生協様ということで、購入者は商品をカタログ紙面で確認して購入します。お茶を注ぐ際の、水面の動きや香りの記憶を呼び起こすような写真を採用し、購買意欲を高めることを狙いました。
サービスカテゴリー
担当営業:赤木 大志
デザイナー:横山 沙代子