懐かしさを感じる、素朴な温かみを現代的に表現したパッケージ
株式会社寺子屋 様
京都など国内140店舗の直営店を構え、観光地を中心に土産物の企画・製造、販売を行われている、株式会社寺子屋様の直販ブランド「寺子屋本舗」の箱3種類をデザインしました。「寺子屋本舗」はこだわりの素材と製法で昔ながらの素朴な味わいの手焼せんべいを造り続ける“手焼きせんべい”専門店です。そんな、素朴さとこだわりを手に取ってもらうべく、新しさかつ温かみのあるデザインを目指しました。また、3種類の違う商品特徴を伝えながらも、売り場で一体感を伝えるよう工夫しました。
レトロモダンなモチーフ
新しさかつ温かみのあるデザインを表現するため、「ぬれおかき」「もち焼きせんべい」の箱では筆文字とモダンなモチーフを組み合わせ、どこか懐かしさを感じるようまとめました。丸みのあるモダンモチーフは可愛らしさもプラスしています。
一体感を感じさせる工夫
「昔づくりのもち焼きせんべい」は伏見店限定のパッケージとなり、「ぬれおかき」「もち焼きせんべい」の箱よりも和のテイストを演出するため、京都寺社の狐や鳥居はポップで可愛らしくなり過ぎないフォルムで使用しました。色の系統は揃えることで、テイストを変えても同種類であることを感じられるようにしています。側面へ、せんべいを動きのあるラインとして採用することで、可愛らしさを細部に散りばめました。
手提げ箱型を採用
煎餅・おかき・ぬれおかきの専門店として全国に展開され、お土産店としても多くの方が訪れるため、そのままギフトとしても渡せる手提げ箱型を採用しました。大きなせんべいの詰め合わせとして、口が大きく開き、出しやすい形状になっています。
サービスカテゴリー
担当営業:岸本 淳子 デザイナー:横山 沙代子