山一株式会社

つるつるシルク パッケージ top

新技術「水で溶けるパック」の商品特徴を、絵本のようなイラストで親しみやすさを与えたパッケージ 株式会社舞昆のこうはら 様

大阪府大阪市住之江区に拠点を構え、大阪名物の塩昆布風発酵食品「舞昆」を製造・販売されている株式会社舞昆のこうはら様より、昆布由来の新技術を活用した、水で溶けるフェイスパック「つるつるシルク」のパッケージデザインをご依頼いただきました。舞昆のこうはら様は老舗昆布店としての伝統を守りながら未来へ向けた挑戦を続けられています。その挑戦の一つから生まれた「つるつるシルク」は可食性フィルム「アルフィル」を基盤とし、水溶性食物繊維「アルギン酸」と美容成分「シルクフィブロイン」だけでできたフェイスパックです。薄いフィルムを濡れた手で塗り溶かし込むそんな新しいフェイスパックのイメージを伝えるデザインを目指しました。

リニューアル前 パッケージ

商品名で商品特徴をダイレクトに伝える

アルギン酸は、昆布やわかめなどに含まれる天然の食物繊維で、ぬるぬるとしたテクスチャーがあります。そんなアルギン酸の特徴と、「フェイスパックがとける」つるつるとシルクのように滑らかに馴染むという製品特徴を商品名にすることで、どんな商品かをダイレクトに伝えます。文字は滑らかな雰囲気を伝える形状へ一部アレンジ、メインモチーフとしてはつるつるとした特徴のあるイルカを採用してパッケージ全体でイメージを表現しています。

つるつるシルク 裏面パッケージ

パステルカラーのグラデーションで魅せる

新技術を使用した商品という点から難しい印象や、手に取りにくさを感じさせないよう、市場の美容パックのイメージと差別化を図り、子供にもアプローチできるよう「絵本のような優しさ、可愛さ」をキーワードに置きました。特に、色は水色、ラベンダー、ミント、淡いピンクといったパステルカラーを基調にオーロラ風の配色でまとめることで癒やし、安心感、透明感、儚さを感じさせる仕上がりになります。2025年、大阪・関西万博会場「大阪ヘルスケアパビリオン」内の「リボーンチャレンジ」ゾーンに出展もされ、様々な世代の方にご覧いただくことができました。

サービスカテゴリー

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担当営業:松岡 貴之 デザイナー:横山 沙代子

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